『今日もごきげんよう』松浦弥太郎さんのトークショーを終えて

昨日、松浦弥太郎さんのトークショーに参加してきました。弥太郎さんは、以前からエッセイなどを読んでいて、実際に会いたいと思う人の一人です。

たまたまインスタのストーリーにトークショーの募集が流れてきて、速攻で申し込みました。今回は、書籍の販売記念のトークショーでした。そのタイトルが『今日もごきげんよう』です。

今日は、トークショーの中で私が最も印象の残ったことと、本書から印象に残った2点をまとめていきます。皆さんの参考になれば幸いです。

1落ち込んだ時の対処法

これは、トークショーでの内容です。

気持ちが落ち込んだ時に弥太郎さんならどうするか。2つやることがあるそうです。

・「自分で自分を励ます」

・「新しいことを考える」

の2つになります。

「自分で自分を励ます」は弥太郎さんもおすすめしていました。具体的には、「絶対、大丈夫!」と言葉にして何回も言うことが大切とのこと。

確かに、友達や職場の同僚から励まされることもありますが、最終的には自分で解決することが大切ですよね。私もメンタルをやられることがあるのでその時は、絶対大丈夫を呪文にして励ましていきたいと思います。

「新しいことを考える」というのも、気持ちを切り替える上では大切なことです。辛い時こそ、新しいことを考えるチャンスになるのではないかと考えます。

ピンチをチャンスにの視点で、落ち込んでいる時こそリラックスできる環境を作って、新しいことを考えるということを習慣にしていきます。

2バリエーションと優先順位

「バリエーション」。なんていい言葉なんだろう。大げさかもしれないが、人生の豊かさとは、どれだけのバリエーションを持てるかということではないか。新しいバリエーションを探したい時には、自分がやったことがないことを新しく学んでみたり、行ったことがない場所に行ってみたり、普段会わないような違う世界の人に会ってみたりと、とにかく、いつもの日常から離れた経験をすることで見つかることが多い。

『今日もごきげんよう』より

このバリエーションは、私が最近とても大切に感じていたことです。それを、言語化してわかりやすく伝えている弥太郎さんは本当にすごいですね。

人生を豊かにするには「バリエーション」が大切だと。私がこのブログで発信し続けていることは、いかにこのバリエーションを持てるかということに尽きます。

このブログで紹介しているように、最も手軽にバリエーションを増やすことができるのは「読書」だと思っています。本を読むことで、著者の考えを肌で感じ自分の生活に取り込んでいく。

これが習慣になると、自分が変わっていくのがわかります。個人的には、この自分が生まれ変わっていく感覚が面白いのです。

ただ、自分の軸みたいなのは段々と固まっていくような気もします。自分がわかっていくような感覚。自分の好きなもの、こと。でもそれは変わっていくこともある。

何か矛盾するところもありますが、読書が習慣になってからこのような変化が起きていると実感しています。

ライフネット生命の出口さんが、「大切なのは人・旅・本」と言っていました。まさにそうだなと思います。以下、出口さんのインタビューのリンクを貼りました。参考になれば幸いです。

https://www.tjnet.co.jp/2020/07/27/%E5%87%BA%E5%8F%A3%E6%B2%BB%E6%98%8Eapu%E5%AD%A6%E9%95%B7%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BA%BAx%E6%9C%ACx%E6%97%85%E3%81%AE%E5%BF%85/

「人・旅・本」の中での「人・旅」もこれからやっていこうかと思っています。夏休み中に、『里山資本主義』で事例に挙がっていた「周防大島」にいく予定です。

里山資本主義については、以前ブログに書きましたのでよろしければお読みください。

『里山資本主義』を読んで、地方の活かし方を考えてみた

この旅では、里山資本主義の実態を把握することと、そこで実践している様々な方と交流をしていくことを目的としています。旅の様子はまたブログに上げていきます。楽しみにしていてください。

さて、バリエーションが大切だという話はしましたが、同じくらい大切なのが優先順位です。本書から該当部分について、以下に引用します。

繰り返すが、大切なのは、仕事や暮らしや人間関係など、あらゆることについて、ワンパターンにならずに、どれだけたくさんのバリエーションを持てるのか。そして、いかに適切な優先順位を組み立てられるのか。ちなみに優先順位は紙に書き出すといい。紙に書いたものをじっと見ていると、そうするべき順位が見えてくるから。

『今日もごきげんよう』より

確かに、やりたいことやバリエーションを増やしていくと、いくら時間があっても足りません。何を大事にしていくかということが優先順位だと考えます。

ただ、バリエーションを増やしていくだけではなく、その中で自分は何を大切にしていくのかを考えることが重要だと考えます。時代や環境によっても変化することだと思うので常に優先順位も考えていきたいと思います。

3お金との付き合い方

お金の使い方って、自分の人生をどう生きていくのかっていうことにつながるような気がしてならない。ということは、正しいお金の使い方ってこうですよ、という答えはひとつもなく、それぞれがそのことについてじっくり考えて、自分なりに見つけて、試行錯誤しつつ、どこかで、ああ、なるほど、こう使うといいのね、とわかったちすることではなかろうか。それについても、あくまで自分における納得であって、他の誰かにすすめられるものではないという、何というか個性のようなもの。

ただ一つ言えるのは、お金はできるだけ楽しく使いたい。

『今日もごきげんよう』より

バリエーションを増やし、優先順位を決めた後はお金の使い方です。これはとても大切なことです。去年、ファイナンシャルプランナーの資格を取り、コツコツと長期投資をしています。

長期投資をしていると、「もっと毎月の投資金額を増やせば、複利の力でお金が増える!」という考えになってきます。でも、最近は本当にそれでいいのかと思うようになりました。

YouTuberの両学長が言っていたのですが、お金を「使う」力が大切であると。やはり、生きている今が大切なのは当然として、どうバランスを取るかですよね。

私は、子どもも2人いて教育費を貯めつつ家族で出かけることもたくさんしたい、そう考えています。となると旅はできないんじゃないかと思います。

そこで、今は投資金額を減らして今使う分を増やしています。それが優先順位とお金を使うということなのではないかと考えています。

弥太郎さんの本を読んで自分の中でモヤモヤしていたことが言語化できた気がします。弥太郎さん、ありがとうございました。

以上が、『今日もごきげんよう』松浦弥太郎さんのトークショーを終えてになります、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です