今日は、思考法についてお話ししします。
「アート思考」という言葉はご存知でしょうか。
「13歳からのアート思考」という本から引用します。
「アーティスト」は、目に見える作品を生み出す過程で、次の3つのことをしています。
①「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
②「自分なりの答え」を生み出し、
③それによって「新たな問い」を生み出す。
「13歳からのアート思考」より
アート思考とは、こう言ったという思考のプロセスのことです。
私は、この「アート思考」という考え方が今後生きていくうえでは非常に大事な考え方だと思います。
理由は2つ。
①知識や情報は今の時代簡単に手に入るので、自分の考えを発信していくことに価値が置かれる。
これは、インターネットの普及によって様々な情報が簡単に手に入るようになったことが背景にあります。
「アート思考」と検索するだけで、様々な人の様々な意見を聞くことができます。逆に言うと、その分自分で考える時間が減っていくことも考えられます。
これからは、一つのものを深掘りしたり、既存のものを組み合わせたりして新たな考えを生み出すことが大切だと思います。
例えば、ポップコーン専門店やチーズの専門店などの専門店、iphone(携帯電話とipodとネット通信機の組み合わせ)などがそうですね。
情報過多なこの時代、自分なりに考えて発信していくことで新たな価値が生み出されると考えます。
②自分で新たな問いを見出すことは、生涯学び続ける力になる。
自分で問題を考えて答えを見つけると言う過程は、「学びたい!」と言う意欲を高める上でとても大事なことかと思います。
この先の人生、どんどん変化していくことが考えられます。
先ほどの例に出した、iphoneのような物が新たに出てくると一気に生活が変わりますよね。
私も、そんなに長くは生きてはいませんが、この20年くらいでかなり生活が変わった実感があります。
目まぐるしく変化する中で、常に自分も学び続けて変化していくことはとても大切だと考えます。
その際に、まず自分で問題を見つけられないと、学ぼうという気持ちになれないかなと。やりなさいと言われることはやりなくないけど、自分で興味があることは学ぼうと思いますよね。
学校や仕事の場では、自分で問題を見つけるということが今まではあまりなかったと思います。
言われた勉強や仕事を淡々と行っていく。
しかし、最近では学校でも自分で問題を見出す能力が重要視されるようになってきました。問題を探すことは生きていく上で必要な力になると思います。
以上2点より、アート思考はこれから生きていく上で必要な思考法になると考えます。
私自身が、アート思考を持っていなかったので、これからブログなどで自分の考えを発信していきたいと思います。そのために、自分に問いを投げかけて思考を深掘りしていきます!