読書会や旅を通じて考えた、3年後の未来

私が参加している、「ゆっくり、いそぐ」読書会。

今年の2月から始まり、残すところ第一回になりました。今まで様々な先人に思いを馳せ、自分んお大切にしていることを改めて考えることができました。

また、参加者の皆さんとの対話を通して、自分の世界を広げることができた半年間でした。このまま、関係性だけは常がっていたいなと。自分の仕事以外の人と関わることはあまりないので、非常によい機会に恵まれたと思っております。

今回は、今までの読書会や旅の経験を踏まえ、今後の身の振り方をまとめていきたいと思います。いや、まとまりきらないとは思いますが、今の思いを徒然なるままに書いていきます。

よろしければ、お付き合いください。

1自分が好きなこと・得意なこと

①教育

今まで教育の分野に10年ほど携わり、教育について自分なりに思考を繰り返してきました。ですが、国語や算数など、やらなければいけない授業に対してはあまりモチベーションはあがりませんでした。

ただ、教授法というか、いかにやらなければいけないことをうまく伝えるかということは非常に興味があり、そこに力を入れていました。

小学校では全教科を教えますが、どの先生にも得意教科というものがあるかと思います。私はそれがないんですよね。体育は好きですが、体育の専門の先生とは少し価値観が違うなと思いました笑

最近気づいたのが、「教育方法・システム」「教育哲学」のようなことに興味があるなと思いました。教育とは何か、子どもにとって良い教育とは何かを考えることがとても好きだということに気付きました。

なので、最近は自分がいいと思った教育のシステムについて現場に導入しつつ、同僚と対話をして共通了解をはかっています。今の職場は自分のやりたいことをやらせてもらっているので非常に楽しいです。

今実践したり、学んだりしていることを公教育以外でも発揮できたらなと思っています。今の職場では半径5メートルくらいは実践できているので、もっと広げていきたいなとは思っております。

②誤配

まず、誤配とはなんぞやというところですね。これは、以前ブログで書いていますのでよろしければご覧ください。

『ゲンロン戦記』から感じたオフラインの必要性

ぼくはよく、コミュニケーションでは、「誤配」が大事だということを言います。自分のメッセージが本来伝わるべきでないひとにまちがって伝わってしまうこと、本当なら知らないでもよかったことをたまたましってしまうこと。そういう「事故」は現代ではリスクやノイズと捉えられがちですが、ぼくは逆の考え方をします。そのような事故=誤配こそがイノベーションやクリエーションの源だと思うのです。

『ゲンロン戦記』より

思いがけない出会いということですかね。引用でも書いてあるようにまさに事故のような出会い。

これに似た言葉で、「セレンディピティ」という言葉があります。

セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。 

wikipediaより

ほとんど似たような意味で使われていますが、個人的には誤配の考え方が好きです。セレンディピティは、「偶然」ではあるけどそれに向かってすごく準備をしている感じがします。

意味は同じなのですが、使われ方をみると「セレンディピティ」は能力みたいな感じで使われている印象があります。「事故」的な感じの誤配の方が個人的には好きです。

私の今までの人生は誤配でできているように感じます。本来交わることのないだろう方々に出会い、新たな自分が形成されていくのを実感しています。

おそらく10年前の自分とは全く違う人になっています笑

偶然出会う力みたいなものはあるのかもしれませんが、やはり事故的な要素が非常に大きいのではないかと感じています。

私の人生に大きな影響を与えた「誤配」をあえて生み出すことができれば非常に良いなと思いました。ちょっと矛盾がありますが、誤配を生み出す場みたいなのは作れるのではないかと考えています。

③カフェ

先ほどの話の続きになりますが、「誤配」を生み出した場が「カフェ」でした。やはりカフェには魅力が非常にあります。私は、コーヒーが好きで自分で家で淹れたりもしますが、カフェで飲むコーヒーは全然違います。

場の持つ力というか、ずーっとぼーっとしているだけでもいいんですよね。本を読むのもよし。一人の良い時間を作ってくれる一方で、誤配もありうる。そんな場がカフェですよね。

以前、「カフェから時代は創られる」という本の読書会に参加したことがあります。カフェの魅力を再確認し、パリに行ってみたいと思いました。その時の様子もブログに書いてありますのでよろしければお読みください。

「カフェから時代は創られる」読書会の感想

「カフェから時代は創られる」読書会の感想②

「カフェから時代は創られる」読書会の感想③

やはりカフェはいいですねー!

2私の将来の選択肢

次は、3年後自分がどうなっていたいかを考えていきたいと思います。やりたいことがたくさんあるので、とりあえず思っていることをつらつらと書いていこうと思っています。

その際、読書会で話している「マネー資本主義」と「里山資本主義」の2つの視点でグラデーションをつけながら書いていきたいと思います。

「マネー資本主義」は、お金を儲けることを中心とした資本主義、「里山資本主義」は、お金だけではなく人や物などの様々なものが循環するような資本主義のことです。

マネー資本主義寄り

・コーヒー豆を焙煎してNFTアートをパッケージにして販売する。そこから、DAOをを作ってプロジェクトを行なっていく。

・豆ガチャ(焙煎した豆を100g1000円で売る。ただガチャのような形でどんな豆がどんな焙煎で来るかわからない。豆との誤配を楽しんでほしい)

・思いがけない出会い、誤配ができるようなカフェ

・子どもの自然を大切にした、寺子屋的なもの

・南インドのコーヒー農園を応援できるようなカフェ

・今の仕事を続けながら、コーヒーを焙煎し、無料で提供する場を作って誤配の場にしていく

里山資本主義寄り

今の時点でいろいろと案を出してみましたが、もっといい案があればその都度書いていきたいと思います。

3今後3年間にやること

・今年(33歳)

①名刺づくり

②焙煎機を買って、自己流で焙煎を研究する

③子どもにとって良い教育を実践を通してブログにまとめる

・来年(34歳)

①インドかベトナムかタイに旅して、コーヒー農園を見学する。

②コーヒーマイスターの資格を取る。

③起業の本を読んで、起業の流れを一通り理解する

・再来年(35歳→ここで起業予定)

①カフェを開業している方に具体的な起業の仕方について相談し、起業する。

まだまだやるべきことは多そうですが、これもまたやるべきことが思い浮かんだら適宜書いていきます。

最近読んだ本で、適切な目標を設定することが学びには大切とのことだったので、書いてみました。

今は妄想しながら自分の将来のことを考え続けております。今が非常にたのしいですね。

また何かありましたらブログに書いていきます。

以上が、読書会や旅を通じて考えた、3年後の未来になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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