今回は、本の出版記念イベントで蔦屋書店の銀座店にいってきました。松浦弥太郎さんのトークショーです。実は弥太郎さんのトークショーは2回目です。前回のトークショーと本の内容はブログに書いていますので、よろしければお読みください。
トークショー自体は、本屋の中にある非常にシャレオツなラウンジのようなところで行われ、1ドリンクがついていたので、ジントニックを飲みながら話を聞きました。
本の内容も話していましたが、特に印象に残ったのは10代で学校に馴染めずアメリカへ行き、そこでも苦労の連続という話。そんな10代、20代でがむしゃらに行動したことの経験が、今の弥太郎さんを作っているとのこと。
ちなみに、トークショーの最後にサイン会があり、その際に「30代で一番やってよかった自己投資は❓」と聞いてみました。
30代で一番良かった自己投資は「読書」だそうです。まさに30代の私が一番時間をかけていることなので感動しました。
今回は、『僕が考える投資について』を読んで、特に大切だと思ったことを3点にまとめて書きます。みなさんの参考になれば幸いです。
1「やりきる」こと
プライドや固定観念を捨てて、素直な気持ちで動き続ける。試しつづける。できる限り精一杯やる。これは言い換えると、「学びきる」ということです。ただ学ぶというのではなく、「やりきる」という覚悟がポイントですね。
「学びきれば必ず次の学びが用意される」ということは、学びきれない人には「次」がないということでもあります。もっとやりがいのある課題、高いハードル、自分を磨くテーマがあらわれない。自分に投資できず、現状維持のまま時間が過ぎていってしまうのですね。とにかく、次に学ぶことが見えてくるまで、学びきる。
『僕が考える投資について』より
「学びきる」これは非常に大切なことだと考えています。全力で学び続けないと、学びが停滞してしまうからです。自発的に学びに取り組むことも大切ですが、やはりある程度学び続けるという粘り強さも必要だと感じています。
例えば、今私が書いているブログも、はじめは好奇心のままに書くことができました。しかし、継続することは非常に難しいです。もういいかとも思いますが、学びきるためには続けていきたいなと思っています。
私の場合は、なんとなく学びのテーマが1年ごとに更新されていきます。今年は、「学校のシステム」についてさまざまな角度から学んでいます。
ちなみに、今までには「インド」「茶の湯」「読書」など様々なテーマを学んできました。その全てが今の学びにつながっていて、今の自分につながっています。
だからこそ 学びきるという覚悟は大切だと感じています。
2お金に好かれるために
では、お金といい関係を結べるような仕事をするためには、どうすればいいのでしょうか。「情熱」「行動力」、そして「我慢」の3つを身につけることです。
次に、「行動力」パソコンの前に座ったまま仕事をすませようとするのではなく、気になることがあれば自分から足を運ぶ、自分の目でたしかめる、自分の口から話す、といった実際の行動が、仕事の質の違いを生みます。
『僕が考える投資について』より
お金にするためというよりかは、いい仕事をするための条件といったところでしょうか。特に私が大切だなと感じていることは、上記の引用にあるように「行動力」です。読書も大切ですが、本で読んだことをどれだけアウトプットするかが重要だと感じています。
このブログもアウトプットの一つの方法です。ですが、やはり実際に自分から話を聞きにいったり、旅に出たりすることが重要だと考えています。
実際に今年の夏も、本で読んだ情報が本当なのか確かめに島に旅に出ました。やはり実際に見たり聞いたりすることで、本の中の情報をより深く味わうことができました。
実際に現場にいく体験的な学習の大切さを改めて感じることができました。
3「おろおろ」できる仕事
「おろおろ」とは、初めてのことに出会い、向き合い、どうしたらいいかわからない困った状態をあらわしています。
たとえ自分がどのようなことで貢献できるかわからなくても、そこに身を置くチャンスを与えてもらえたら、よろこんで乗ってみましょう。
「おろおろできるか」これを意識して飛び込んでみるだけで、きっと、おもしろい未来が待っていますよ。僕は今日も、めちゃくちゃおろおろしています。
『僕が考える投資について』より
「おろおろ」できる仕事、この表現はこの本の中で私が1番気に入っているフレーズです。今は私もめちゃくちゃおろおろしています。今の環境ではなかったらおそらく慢心していたでしょう。
自分で意図した道ではありませんでしたが、非常に充実していてやりがいのある日々です。ですが、またつぎの「おろおろ」に向け、今度は自分から飛び込んでみたいなと考えております。
以上が、『僕が考える投資について』のトークショーから学んだことになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。