みなさま、あけましておめでとうございます。２０２３年、はじまりました。私は元気です。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
実は、ブログを始めて丸２年になります。本当あっという間です。３０代になってから、時の加速がすごいなと。ジョジョ的に表現すると、「時は加速するッ！」といったところでしょうか。
さて、今年初めてのブログは、「岡本太郎」についてです。みなさん、岡本太郎はご存知でしょうか❓
「芸術は爆発だ！！」の言葉でお馴染みですよね。私もそのレベルでの理解でした。しかし、今はもう、岡本太郎に夢中で、今年のテーマは「爆発」なんじゃないかと思うほどです。
だからこそ、新年一発目にこの記事を書いております。
昨年も一年の目標をこのブログに書きましたが、今年もこの岡本太郎のことと絡めて別記事にて書いていこと思っています。
ちなみに去年の目標→『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』から今年の目標を考える
ちなみに去年やると書いた、コーヒー豆の焙煎は全くしておりません笑
それはおいといて、本日は岡本太郎です。実はこの記事は新幹線書いております。実はこの後、大阪に行って太陽の塔にいくのです。我ながら勢いで今年も攻めようかと思っております。
太陽の塔に行く前に岡本太郎の魅力を語りたいと思います。ということで、『自分の中に毒を持て』を読んで私が特に良かった！と思うところを３点書いていきます。
皆さんの参考になれば幸いです。
１子どもと好奇心
幼い子供にとって天地のあらゆる現象ー朝、日がさし出る、雨が降る、虫が鳴いて動いている、何もかもが不思議だ。（中略）人の目、自分の状況が気になりだす。（中略）幼いときのみずみずしい自由感は次第に窒息させられて、世間一般の考えるとおりに考え、みんなのしゃべるようなしゃべり方をし、そういうことに気づかないほど、常識どおりの枠の中におさまってしまうのだ。いわゆる「大人」。
『自分の中に毒を持て』より
大人になることは、環境に適応し、みんながやっていることができるようになることでしょうか。たしかに、今の社会で生きていくには必要なことであるとは思います。
ただ、社会に順応しすぎると、岡本太郎がいうように「窒息」してしまいます。このことについて最近ずっと考えているんですよね。私は教育の場では、「これは、最低限やろう！」というだけでとあまり全体で揃えたり合わせたりすることはしていません。
強いていうのであれば、「相手の話は聞く」くらいです。できるだけこどもと一緒に感動したり、こどもに教えてもらいながら遊んでいる状態です。
果たしてそれが教育として機能するのか、それでこどもが将来食っていけるかと思うとあまり良くはないとも思ってしまいます。
今年は、いろいろな教育書を読み漁りましたが、少しずつ昔ながらの一斉授業、画一的な指導が変わりつつある転換期に入ったのだなと思います。
今年の目標の一つとして、自分の授業実践をちょっとした論文形式にまとめていきたいと思っています。
ちなみに岡本太郎は、こども時代は今よりもさらに画一的な指導形態だったので全く合わなかったそうです。
それにより、いじめにあったり、教師から目の敵にされたりしていました。しかし、岡本太郎はそれをあえてエネルギーにして生きてきたそうです。すごいことだなと思います。
あえて危険な道に自ら飛びこんでいく。この本を読んでいるだけで岡本太郎の熱い信念のようなものを感じました。
２芸術は爆発だ！
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。
『自分の中に毒を持て』より
最初この言葉を聞いた時は、よくわからなかったのですが、本書を読めば言葉の素晴らしさがわかります。自分らしさとか、あるがままとかニュアンスは近いと思うのですが、やはり違います。
「爆発」言葉としては危険な感じがしますが、本書を読んだ今ではこの言葉以外、この感情を表現できる言葉はないのではないかと思っています。
なので、２０２３年のテーマは「爆発」です。もっと宇宙まで自分を広げていけたらなと思っています。もっと自由に何事にもとらわれることなく。まあそれが難しいので、常に意識しながら生きていきます。
３手づくりの本質
まったく素人、下手なのが平気で作ったものに、「手づくり」のほんとうのよろこび、人間的なふくらみがあるはずだ。つまり手づくり、手でつくるというのは、実は手先ではなく、心でつくるのだ。生活の中で、自分で情熱ををそこにつぎ込んで、ものを作る。楽しみ、解放感、そして何か冒険、つまり、うまくいかないのではないか、失敗するかもしれない、等々いささかの不安をのり越えながら作る。そこに生きている夢、生活感のドラマがこめられている。心が参加して、なまなましく働いていることが手づくりの本質だと言いたい。
『自分の中に毒を持て』より
実は、本書ではここの部分が一番心に残りました。とりあえず「下手でもいいからなにかをつくりたい！」そんな気持ちにさせてくれます。
少し前に、家族で陶芸教室に参加しました。２人の娘は、初めての陶芸体験でした。下の娘は茶碗作りにちょっと飽きてしまったものの、自分の作りたい物を２時間ぐらいずっとつくっていました。
上の娘も猫を作っていて、普段ゲームか公園遊びしかそこまで集中できなかったので、少し感動しました。実は私も時間を忘れて黙々と花器を作っていました。
私も、自分を爆発させる表現としては陶芸はいいものだと思います。焼き上がりは２ヶ月後なので、そのときにもう一度みんなで陶芸をやりたいですね。
あとは、コーヒー焙煎。コーヒーの焙煎も一つの表現方法ではないかと思っております。今までは、起業したいがためにコーヒー焙煎の技術を高めようとしてきました。
しかし、それが多分今の自分の考えと合わなかったために、去年は目標に立てておきながら全然やらなかったのだろうと推察されます。去年の反省の一つです。
だからこそ、今年は自分のための焙煎をやっていきます。自分が好きな味のコーヒーを入れられたら最高だし、それがゆくゆくは仕事にもつながればいいくらいな感じでやっていきます。
上記の引用文が今年の私の目標の柱となります。
以上が、『自分の中に毒を持て』からわかる岡本太郎の魅力になります！
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは太陽の塔に行って参ります！
