最後は仕事編です。
何回かに分けて書きます。
今年度は、「探究を探究する」というポジションで仕事に取り組みました。というか、みなさん普段から探究をしていると思うんですよね。コーヒー焙煎士の益岡さんが言っていたような名言「生きることが探究」ということが表す通りだと思っています。
だから、普段の生活の中で探究していることを価値付けてまとめることが重要だと考えました。私が普段やっていることは探究だなと思ったのですが、子どもたちは意外と探究していないと感じました。
やはり、教科書を使った一斉学習だと、自分から何かやってみたいという探究心はなかなか生まれてこないのだと今更気づきました。
そこで、必要なのは「遊び」と「好奇心」だと。これが今の私のブログのタイトルの元にもなっている、もはや座右の銘ですね。ちなみに。「遊び」には「余白」という意味も含まれます。これが結構大事。
まずは、身近にビオトープの跡地という素晴らしい学習環境があったので、これを活用することに。そこから3〜6年の学年の持ち味を踏まえながらざっくりとした年間の計画を立てる。
このざっくりというものが個人的には大切です。最終的なゴールイメージは持ちますが、プロセスを子どもたちと共に構築していくこと。
今年度イメージしていた探究のサイクルはほとんどずれまくりました笑
でもそれは当たり前で、一般的に言われている①課題発見→②調査→③整理分析→④まとめのサイクルには絶対にハマりません。
ただこのサイクルを頭に入れておくことは子どもも大人も大切です。わかっているから道にそれていることがわかるのです。
だから、探究のサイクルは頭に入れながら、横道に外れたり泥臭くもがいたりするのが探究なのだと思っています。これから4月からの探究の実践を振り返りますが、少しでも多くの先生方の参考になればと思っています。