茶の湯が教えてくれるコミュニケーション術

今日は、趣味についてのブログを書きます。去年から、茶の湯・お茶を点てることにハマっています。

抹茶碗に茶筅を使って点てるアレです。

何故ハマってしっまったかというと、きっかけは去年行ったインド旅行です。

「何故インド❓」と思う方もいると思います。

インド旅行に行く3ヶ月前、「ただ旅行に行くだけでは面白くない!」と思い、何かしらのテーマを決めて行くことにしました。

いろいろ考えたところ、テーマを「日本の素晴らしい文化をインドの人にも知ってもらう」に決めました。

そこから、日本の何の文化を伝えるのが良いのかを調べ、行き着いたのが茶の湯でした。

着物や生花などもありましたが、初心者の私でも一番実践しやすいのがお茶の文化でした。

そこから、お茶の歴史や茶の湯とは何か等、本を読んで研究しました。読んだ本についてはまたブログで紹介します。

様々な本を読んでいて私が考えたことは、「お茶は人間関係を良くするきっかけになる」ということ。

なぜなら、お茶を点てるということが、相手を思いやることにつながるからです。

一杯のお茶を点てる際に、相手のことを考え動作を丁寧に行うということが重要なのだとわかりました。

これを踏まえた上で、インド旅行に行きました。

バックパックの中に、抹茶と茶筅と茶杓(抹茶をすくうスプーンのようなもの)を入れて行きました笑

結果は、一人のインド人の女性にお茶を点てることができました。

私が泊まったゲストハウスの隣の部屋の方でした。話を聞くと出張でこのゲストハウスに泊まっているとのこと。

はじめはなかなか話す機会がありませんでしたが、ゲストハスの近くのチャイ屋さんでたまたま会ったところ、

「美味しいコーヒー屋さんに連れて行ってあげる」

チャイばかりでコーヒーを欲していたこともあり、近くの喫茶店に連れて行ってもらいました。

そこで、お互いのことを話したときに、日本の黒澤明さんのことが好きということがわかりました。

「これはチャンス!」と思い、お茶のことを話し、ゲストハウスに戻って彼女にお茶を点てることになりました。

茶筅でお茶を点てることに興味をもってくれて、写真をいっぱい撮られました。茶筅のことを「髭剃りか❓」とも言っていました。(確かに!)

実際に、お茶を飲んで頂いたところ、「草の味がする!」という感想でした笑

「チョコレートと合わせると良さそうだね!」とも言っていました。

お茶を飲んでもらった後は、お互いの国のことについて話しました。

教育・宗教・経済など、私の英語力がもっとあればさらに深い話までできていたのに残念です・・・

ですが、私の拙い英語を最後まで聞いてくれる彼女の姿に感動しました。

とてもいい時間を過ごすことができました。

お茶について勉強したことをいかせて本当によかったなと感じました。

お茶のもつコミュニケーションの可能性を、伝えられる範囲で伝えていきたいと思います!

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