『思考の整理学』を読んで改めて気がついた2つのこと

久しぶりに、『思考の整理学』という本を読みました。一読して、その時メモしたノートを見たのですが何のことやらわかりませんでした笑

整理学の本を読んだのに、全く整理ができていませんでした。

今回は、もう一度読んでこのブログに考えたことや感じたことを整理していこうと思います。

まず、読んで思ったのは、「この本は最近書かれたのか❓」という程、今現在のことについて書かれいるとなという点です。

例えば、「朝飯前」という言葉を使って、朝に仕事をすることの大切さを述べています。

夜に仕事をする人がいるが、朝の方が考えがまとまることが多いので朝飯前にやる方が良いということを述べています。

現に、私はこのブログを朝に書いています。朝飯前とはいきませんが笑

また、本の一番はじめに学校教育について、グライダーと飛行機を例にして話している。

学校は、どうしても受動的になってしまうのでグライダーを育てる場所になる。

自分からとべる飛行機を育てようとはしない。

今からもう30年ほど前に、学校教育での主体性の必要について述べられています。

この先見の明に満ちている本から改めて学び、実践していきたい2つのことについて話します。

1情報をを整理して、質的変化を目指す。

皆さん、情報の整理というとどのようなイメージを持ちますか❓

私は、いらなくなった情報はすぐに捨てる、断捨離というイメージがありました。

しかし、この本でいう整理とは量的な整理ではなく質的な整理のようです。

重要だと思った文章を引用します。

本当の整理とはそういうものではない。第一次的思考をより高い抽象性へ高める質的変化である。いくらたくさん知識や思考、着想をもっていても、それだけでは、第二次的思考へ昇華するということはない。量は質の肩代わりをすることは困難である。

『思考の整理学』より

ここで言う、第一次的思考の例としては、ニュースが挙げられています。第二次的思考の例は新聞の社説、第三次的思考の代表が論文だそうです。

第一次が一番具体的で、それから第二、第三に向けて抽象的になっていきます。

なるほどなと思いました。

最終的には、自分で情報をうまく組み合わせて新たな考えを見つけることが大切だと本を読んで感じました。

そのためには、ただ情報を整理して断捨離するだけではダメだということですね。

2ブログの記事を組み合わせる

ただ捨てるだけでは、整理したことにはならない!と言っておきながらやはり、捨てていくことは大切です。

ここでは、捨て方についてお話しします。

この本では、様々な方法が書かれていますが私がやっていこうと思う方法をお伝えします。

それは、このブログを活用した方法です。

ブログの記事を書き続けていくと、様々な情報が蓄積されていきます。

今の私のブログは、書評が多いのですが、それらをつなげることで新たな気づきが得られると思うのです。

なので、しばらくはこのブログのタイトル通り好奇心の向くままに様々なジャンルのことを書き続けていこうと思います。

この本には、情報を「寝かせる」ことで、発酵して新たなモノに変化することが述べられています。

このブログも、寝かせつつ質の高い発酵食品を目指していきます!

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