10年かけてたどり着いた、美味しいコーヒーの淹れ方

今日は、美味しいコーヒーの淹れ方を紹介します。

コーヒーの正しい淹れ方については、インターネットや本を読めばわかります。

1杯のコーヒーを淹れるためにはどのくらいの豆の量が必要か、どうしたら苦いコーヒーになるのかなどは調べるとすぐに出てきます。

今回は、自分がおいしいと思うコーヒーの淹れ方についてお話しします。

ちなみに私のおいしいコーヒーの定義は、

「すっきりとしてるが、しっかりと苦く、飲んだ後は鼻から抜ける香りを楽しめる。」というものです。

私は、コーヒーを自分で淹れるようになってから10年くらいになります。

はじめは、ブラックコーヒーなんて全く飲まなかったのですが、自分で入れるとおいしいと感じ、コーヒーがある生活が当たり前になりました。

味の好みも変わっていきました。若い頃は、めちゃくちゃ苦いコーヒーを「苦っつ!!」と言いながら飲むのがなぜかいいと思っていました。

正直、今飲むと胃もたれを起こすレベルです笑

ただ苦いだけで、雑味も含まれたどっしりと重いコーヒでした。

30代になると、適度な苦さ&スッキリ感を求めるようになりました。

おいしいコーヒーを淹れるためには、淹れる道具のや豆の選び方もとても重要ですが、今回は10年で培ったポイントを2つ紹介します。

1淹れる時間を楽しむ

これは、実際の味とは関係ないのですが笑、とても大事なことだと考えております。

自分で時間をかけて淹れたコーヒーは美味しく感じるからです。

同じコーヒーでも、自分で時間をかけて淹れたかどうかで、味の印象が変わってしまいます。

全く科学的ではないですが、自分の気持ちがコーヒーに入っているからだと考えます。

『イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由』では、以下のように述べられています。

おいしいコーヒーを淹れるんはむずかしないんです。大事なんは、技術よりも、気持ち。そやからどなたでもおいしく淹れられます。

コーヒーは生きもの。こっちの気持ちが伝わります。人と同じ、愛情をもって接すればちゃんと答えてくれます。

道具は何がええやろとか、お湯の温度はどれほどやろとか、いらんこと考えんで、ええんです。思いやりをもって、ちょっと手をかけてやる。

『イノダアキオさんのコーヒーがおいしい理由』より

京都にイノダコーヒーという店があります。何度か行ったことがありますが、とても雰囲気がよく、コーヒーがとてもおいしいです。

イノダさんがいう「気持ち」、コーヒーにとってはとても大切ではないかと考えています。

2自分にあった淹れ方を見つける

これは、10年間毎日入れ続けることでたどり着いた淹れ方です。

実際に淹れて見ないとわからないことがたくさんあるので、自分なりの方法を見つけられるとさらにコーヒーが楽しくなります。

基本的に、私は自分の手でできることは自分でやっています。

コーヒー豆は焙煎も以前やっていましたが、それはもうやめました笑

ですが、豆から粉にするのは自分でやっています。手回しのコーヒーミルでやっています。

電動式もいいなと思ったのですが、自分の手で豆を挽いている感覚を大切にしたくて手動でやっています。

ポイントは少し粗めに引くことです。細かく引くとコーヒーを淹れる時に、雑味ができるような気がします。

丁寧には淹れるのですが、抽出が長くなりすぎないように粗めに挽いています。

豆の量も、一般的に言われている量より10gほど多めに使います。粗めに挽いた分、少し薄くなるので豆の量で調整しているのです。

コーヒを淹れる際は、ペーパードリップ方式を採用しています。今まで、コーヒープレスやサイフォンなども試してきました。

コーヒプレスではスッキリとした味がなかなか出ない、サイフォンは鑑賞するためのもの笑。ということでペーパーになりました。

スッキリとした味を出す際は、ペーパーが一番だと思います。

お湯は、南部鉄器で沸かし、ポットに入れ替えて注ぎます。

昔は、ラーメンの湯切り「天空落とし」のようになぜか高い位置から注ぐことをしていました笑

今は、コーヒーの成分がうまく抽出できるように満遍なくお湯をかけています。コーヒーの豆の成分が、お湯にうまく溶け出すことをイメージして注いでいます。

ゆっくり注ぐ方もいますが、豆にお湯を行き渡らせるために結構な勢いで注ぎます。

そうすると、「すっきりとしてるが、しっかりと苦く、飲んだ後は鼻から抜ける香りを楽しめる。」コーヒーが出来上がります。

私と味の好みが近い方は、是非やってみて頂けたらと思います!

本日、1800字で1時間2分 構成が甘かったため時間がかかりました。

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