岡本太郎に学ぶ、危険な働き方のすすめ

2〜3年前に、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』という本を読みました。きっかけは特になかったのですが、読むと妖しい魅力を持った本です笑

友達がこの本を読んで会社を辞め、自転車で日本一周・そして世界一周をしていました。それだけの魅力がこの本にあるのだろうと思います。

私がこの本から学んだのは、ずばり「働き方」です。

私が考える「危険な働き方」とは、今の職業にとらわれることなく、様々なジャンルを勉強しながら働くことだと考えます。

今の職業に全力で取り組まないことで、リスクが生まれると思うので「危険な働き方」と書きました。

私は、教育関係の仕事についています。仕事内容の質を高めるためには、勤務時間外でもその職業のことを考えることが必要なんです。

おそらく同業者の方々の中には、休日にも働いている人もいるんじゃないかと思います。

そんな中、私は教育関係ではなく他のジャンルのことを勉強しているわけです。その点について、「危険」という言葉を使っています。

私がそんな「危険な働き方」をすすめる理由は、大きく2つあるので順番に述べていきます。

1転職・独立のハードルが下がる

今の職業はとても楽しく、転職したり独立したりするつもりは今のところまだありません。

しかし、いつ何が起こるかわかりません。あまり想像したくありませんが、事故に遭って今の仕事ができなくなったり、モチベーションが保てなくなったりといことも考えられます。

また、今後やってみたい職業もあります。私は、最終的には喫茶店を開業する予定です。

その際、自分の好きなもの・ことを付加価値として還元できるお店にしたいと考えています。

本題に戻り、様々なジャンルの勉強をすることで、今の仕事に何か大きなリスクが出た時に対応できるのではないかと考えています。

例えば、私が書いているブログも、魅了的な文章を書く能力を高めることができ、新たな職業になる可能性を秘めています。

また、去年にお金の学習に力を入れ、ファイナンシャルプランナー3級の試験に合格しました。学んだことで得たお金の知識も新たな職業につながるだろうと考えております。

このブログのタイトルにもあるように、好奇心の向くままに様々なジャンルの知識を得ることで、新たな仕事・職業を生み出せる気がします。

そのことが、転職や独立の際の大きな手助けになることは間違いないと考えます。

2学んだことが結果的に今の職業につながる

私は、教育関係の仕事をしています(2回目)最近は、お金・茶の湯・インド・アート・世界史・ブログなどの勉強をしました。一見、教育とは関係ないものばかりですね笑

でも、意外なところで学んだことが今の職業に繋がることが非常に多いです。

例えば、去年はコミュニケーションの取り方が苦手な子と関わることがありました。

その時、茶の湯の勉強もしていました。ある時、ピンと閃きました。

お茶会をすることで、適切な相手との距離感を理解したり、相手の気持ちを慮ったりするきっかけになるのではないかと。

そこで、実際に和室を作り、抹茶碗を手びねりで作りました笑

そして、実際に相手のためにお茶を点てるということをやってみました。

効果はそこまで実感できませんでしたが笑、普段と違ったアプローチにはなったのではないかと思っています。

このような経験をしたので、自分の職業以外の学習・体験をすることは非常に重要なのではないかと考えます

以上2点が、「危険な働き方」をすすめる理由になります。

最後に、岡本太郎さんの職業に関する言葉を引用して終わります。

職業があることは、悪いことじゃない。今の社会人ははとんど職業を持って生きているし、社会もそれに支えられている。

僕は今まで一度も職業を持つことが卑しいなどと行ったことはない。人間が社会で生きていくには、職業を持つことはノーマルなんだから。

しかし、そのために、全人間として生きないで、職業だけに閉じ込められてしまうと、結局は社会システムの部品になってしまう。

それがいけない、つまらないことだ。

『自分の中に毒を持て』岡本太郎

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日、1700字程、2時間ほどかかってしまいました。

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