日経平均株価が3万円代を超えましたね。バブル期以来30年ぶりだそうです。
しかし、私の暮らしはそんなに良くなった実感がありません。なぜでしょうか。
そんな疑問からお金についての本を読んでいます。
今日は、「バビロンの大富豪」という本から、お金との付き合い方を考えてみます。私が読んだのは、漫画版です。非常に読みやすくわかりやすい内容になっています。
まずは、お金持ちの定義からお話します。
お金持ちとは、たくさんお金を持っている人ではなく、お金の増やし方を知っている人のことだそうです。
また、本書の核となる「黄金に愛される七つ道具」について引用します。
1収入の十分の一を貯金せよ
2欲望に優先順位をつけよ
3貯えた金に働かせよ
4危険や天敵から金を堅守せよ
5より良きところに住め
6今日から未来の生活に備えよ
7自分こそ最大の資本にせよ
「バビロンの大富豪」より
この7つ道具に関して、私が実践していることを述べます。
「1収入の十分の一を貯金せよ」と「3蓄えた金に働かせよ」に関しては、今実践をしています。具体的に言うと、収入の十分の一をインデックスファンドに毎月積み立て投資をしています。
インデックスファンドとは、株式投資の詰め合わせセットのようなものです。私は、アメリカの詰め合わせセットと全世界の詰め合わせセットを買っています。
去年の10月からコツコツ買い始めた結果、買ったときよりもかなり値段が上がり始めています。「貯えた金に働かせる」とはこういうことか!と本で読んだことを実感しております。
しかし、注意すべきは目先の利益ではありません。今後、コロナショックのようなことが再び起こると、一気に株の価値が下がることもありえます。
大切なことは、短期的ではなく長期的な目線でインデックスファンドを買い続けることです。
短期的には、株の価値は上下を繰り返しますが、長期的に見ると上下を繰り返しながら上がっているそうです。
なので、長期的な目線で買い続けることで株で利益を出すことができるのです。株式投資の話はまた別の記事で書こうと思います。
「2欲望に優先順位をつけよ」も実践中です。私は衣食住の中でも一番「衣」にお金をかけてきました。服が好きでかなりのお金を使ってきました。
しかし、最近は服は買うものをかなり厳選するようになりました。そして、メルカリで大量に着ない服を売りました。
今残っている服は、必ず着る服だけにしています。休日しか着れないような服もかなり減らしました。
株式投資のための種銭の確保も理由としてあげられますが、一番は自己投資を意識するようになったことが大きいです。
「7自分こそ最大の資本にせよ」の教えですね。ほぼ毎日のように本を買ってブログに発信しようとしています。
ブログに何を書こうか考えることにより、思考する時間が以前よりも増えた気がします。
これを長期的に続けて、自分自身の価値を高め、みなさんのお役に立てればと考えております。
「4危険や天敵から金を堅守せよ」は、なかなか難しいですね。証券窓口や銀行員からは手数料をたくさん取られるということはわかったので、ネット証券にしました。
あとは、このブログはツイッターと連携しているのですが、フォローしている方から連絡が来たりします。
一応返信しますが、「電話しませんか」「LINEに登録しませんか」という返事が来たところで返信をやめてしまっています笑
本当に、善意で教えてくれるのだろうなとも思うのですが、警戒してしまいなかなか動けない状況です。もう少しリサーチをしてみたいと思います。
「5より良きところに住め」は今のところは実践できていると思います。
3年前に戸建てを30年ローンで買いました。はじめは、借金かあと思って後悔することもありました。
しかし、職場との距離も良好だし、1番は妻や娘も快適に暮らせているのでいいかなと思っています。
「6今日から未来の生活に備えよ」は保険ですかね。最低限の保険だけ加入し、あとは自分で積み立てています。
以上が、「バビロンの大富豪」を読んで、私が実践していることです。
最後に、私が最も共感した文章を引用して終わります。
もちろん、生活に困窮するほどお金がなければ不幸ですが、お金があればあるほど幸せになれるのではなく、人とのつながりを持たなければ幸せを実感することはできないのです。
「バビロンの大富豪」より
最後までお読みいただき、ありがとうございました。