今日は、お金の真実とアドラー心理学の関係性について話します。
結論から言うと、「お金は信用、人には信頼」ということがわかりました。これから詳しくお伝えします。
少し前ですが、「お金の教室」−僕らがおかしなクラブで学んだ秘密−という本を読みました。
この本を読むことで、お金とは何か?ということがわかるようになります。まちた、お金に関する本ですが、小説のようにストーリーがあります。
謎解きの要素があり、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、多くは書きません。
ただ、私がこの本を読んで考えたお金の真実とは、「お金は信用が大切」であることです。
非常にシンプルですね。なぜ信用が大切なのか。信用がないとお金のシステムが崩壊してしまうからです。
お金に価値がある。これを全人類が共有しているからこそお金に価値があります。そうでないと、きれいな紙切れや鉱物のかたまりと一緒にです。
最近は、その紙切れや鉱物がなくても生活ができつつあります。例えば、クレジットカードですね。これも、信用がないと成り立ちません。
個人的に不思議だなと思ったのが、ネット銀行やネット証券です。コンビニのATMに入金することで、自分のスマホにお金が振り込まれるのです。
そして、そのお金を今度はネット証券の口座に移して、株式を購入する。株式を購入すると、株価があがって自分の口座のお金が増えている。
最近はこの流れに慣れましたが、はじめは「大丈夫か?」という感じでした。おナネの実感がないまま取引が行われていく、不思議な感覚です。
これは、かなり高度な信用の上に成り立っているか、破綻したらどうなるかもう少し慎重に考えなければと思いました。
ちなみに、信用とは何か、アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」に書いてあるので、引用します。
信用とは、条件付きの話なんですね。英語で言うところのクレジットです。
たとえば銀行でお金を借りようとしたとき、なにかしらの担保が必要になる。銀行は、その担保の価値に対して「それではこれだけお貸ししましょう」と、貸し出し金額を算出する。
「嫌われる勇気」より
なのでお金に人情はないと。
必要なものは、お金を貸すに値するモノか人かということだけです。少し冷たいと思いますが、このように考えないと経済が崩壊してしまうと思います。
ここで、アドラー心理学を引用したのには理由があります。知っている方も多いかと思いますが、アドラーは「信用」と「信頼」を明確に分けています。
信用は今引用しましたが、信頼はどうでしょうか。信頼とは、
他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。
「嫌われる勇気」
無条件に相手を信じることが、信頼のようです。私も、様々な人と関わる中で信頼することはとても大切なことだと考えています。
相手のことを信頼できず疑い続けていくと、関係性はあっという間に壊れていくからです。
正直、全員信頼することはかなり難しいし、私もできません。なので、まずは自分の身近いる大切な人たちを信頼していこうと思っています。
「私は信頼してるよ!」というスタンスが大切なのかなと、普段から疑っている人は相手からも信頼されないんだよということなのかと思っています。
これが、「お金は信用、人には信頼」に至った経緯です。
話がアドラー心理学にいってしまいましたが、以上がお金の真実とアドラー心理学の関係性でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。