長期投資をする上で大切な4つのポイント

前回は、投資をする前にやるべき一つのことという記事を書きました。

いよいよ、私の投資の実践をお話しようと思います。

実際に投資を行うにあたって様々な本を読みました。1冊の本を紹介・引用しつつ、私が行っている投資方法についてお話します。

まずは、本の紹介です。「投資の大原則」−人生を豊かにするヒント−

という本です。投資の入門編ということで購入しました。

非常に読みやすくわかりやすかったです。その中でも大切だと思ったのは「長期投資」という視点です。

株の価値は上がったり下がったりを繰り返しながら、だんだんと上昇する傾向にあるので、長期投資の方が良いとのことです。

短期で売買を行うデイトレードを行っているも多いですが、初心者の私には絶対ムリだと思います笑

この本では、長期投資するにあたって以下の4点を実行することで成功することができると書いていました。

分散投資

リバランス(定期的にチェックし、一度決めた分散比率へ戻すこと)

ドル・コスト平均法(定期定額長期積み立て投資)

インデックスファンド

忍耐力と継続こそが大事だ。この投資の大原則に基づいて長期方針を立て、しっかりと実行すれば、成功は間違いないだろう。

「投資の大原則」−人生を豊かにするヒント−より

1つずつ私の実践と関連付けながら紹介していきます。

1分散投資

なぜ集中投資はだめなのか。それは、その会社が倒産すると一気にゲームオーバーになってしまうからですね。

分散投資といっても分散させる対象は様々です。例えば、景気に敏感な株と景気の影響をあまり受けない株。株だけではなく、債権も候補に入れる。

それだけではなく、時間も分散する。これはドルコスト平均法と関連させて話します。

このように、様々な視点で分散をさせることで大きな失敗を防ぐというものです。

ちなみに、私はSBIネオモバイル証券で日本の株を購入しています。1株単位で購入できるので、少額から分散投資を行うことできます。

今現在、40社ほどの株を購入していますが、その中で大きく株価が下がった株があります。日本たばこ産業ことJTです。

先日、配当金が減配することを決定したからです。これにより株価が下がり続けている現状です。

ここでJTが高配当だからといって、集中投資をしていたらかなり厳しい状況になっていたと思います。

なので、分散投資の重要性を身をもって学びました。

2リバランス(定期的にチェックし、一度決めた分散比率へ戻すこと)

これは、そんなに意識できていません。

リバランスとは、例えば株式に60%・債権に40%と分散比率を決め、年に一度はチェックしてメンテナンスしていこうというもの。

私の場合、株式100%・債権0%です。この本の中にも、まだ年齢が若いうちはリスクをとっても大丈夫とのことだったのでこの配分にしています。

年齢が上がっていくにつれて、債権の購入も考えて行きたいと思っています。

3ドル・コスト平均法(定期定額長期積み立て投資)

まずは、ドルコスト平均法の説明について、以下に引用します。

時間をかけてこつこつと定期的に投資をすれば、リスクを抑えることができる。一定金額を毎月、または3カ月ごとに定期的に投資をすると、確実に株価が安い好条件のときに自分の資金を投資に回せる。投資アドバイザーはこのテクニックをドル・コスト平均法(定期定額投資)と呼ぶ。

「投資の大原則」−人生を豊かにするヒント−より

これは、先程の分散投資の中で「時間を分散させる」という方法になります。

時間を分散させることで、間違った時期に株を大量に買うことがなくなり、大きな失敗を防ぐことになります。

私も、このドルコスト平均法を実践しています。こちらは、楽天証券で行っています。楽天証券の中の積み立てNISAという制度の口座でドルコスト平均法を実践しています。

楽天証券内で一度定期定額の積み立ての設定をすると、あとは自動的に口座から引き落として積み立ててくれます。ほったらかしOKなので非常にラクです。

私の証券口座に関しては、また別の記事に書こうと思います。

4インデックスファンド

これが一番重要な単語かもしれません。本書の定義を以下に引用します。

インデックスファンドは、市場を構成するすべての株を買って持つ単純な投資方法だ。

「投資の大原則」−人生を豊かにするヒント−より

そんな事ができるの?という感じですが、非常にわかりやすい説明だと思います。

一般的には、日経平均株価などの指数(インデックス)に連動するファンドという説明がありますが、わかりにくいですよね。

米国でいうと、アップルやアマゾン、グーグルなどの大企業の株を少しづつ保有する投資方法といった感じでしょうか。

この本では、インデックス投資がいかに優れた投資方法なのかを、様々なデータを活用しながら説明しています。

ただ、ポイントとしてはドルコスト平均法をかつ使用しながら長期保有することです。長期で保有することにより、複利による恩恵がもたらされます。

また、メリットとして手数料が安いということが挙げられます。インデックスの他にアクティブ運用というものがあります。

これは、投資のプロに任せて利益を得る方法です。これは、プロにまかせている分、手数料が高くつきます。

私は、まだ実感がわきませんが、たった数%の手数料でも大きな差が出るそうです。今後も手数料をしっかりと確認していきたいと思います。

ちなみに、私は、積み立てNISA口座では、アメリカのインデックスファンド、娘のジュニアNISAという口座では、全世界のインデックスファンドを積み立てています。

インデックスファンドは、特に分散する必要がないのでお手軽な感じがあります。

もうひとつのSBIの日本株の口座は自分で選択してインデックスファンドのようなもの作るので大変です。

しかし、今まで気にしていなかった日経平均株価や決算報告書などを見る機会が増えたので、非常に勉強になります。

以上が、長期投資をする上で大切な4つのポイントになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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