「お金の教養」から学ぶ、お金を使う力の重要性

先程、「働く君に伝えたいお金の教養」−人生を変える5つの特別講義−という本を読みました。

今までお金に関する本を読んで、ブログにアウトプットしてきました。その中で、お金に働いてもらう「投資」やお金を貯める「固定費の削減」などをテーマに扱ってきました。

投資をする前にやるべき一つのこと

長期投資をする上で大切な4つのポイント

などなどです。よろしければ読んでいただけたらと思います。その中で、基本的ではあるけれども難しいなと思うのが、お金を「使う力」です。

固定費を削減し、長期投資を行う。これは、はじめは大変でしたが、一回行動してしまうと今はそこまで苦労していません。

ただ、「使う力」に関しては無駄遣いをしているなあと思うことがあり、お金をうまく使えていないと感じています。

そこで出会ったのがこの本です。この本で講義をしている出口治明さんは、お金を「使う」ことが「貯める」「殖やす」よりも大切であると述べています。

ちなみに、出口さんのお金の使い方に関する考え方について、以下に引用します。

日々の消費を、なんの思考も思想もなく垂れ流さないこと。「自分が楽しくなる使い方のルール」を持ち、それに沿ってお金を使うこと。大切なのはこの2つです。お金の使い方を考えることは、自分が何が楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答することなのです。

「働く君に伝えたいお金の教養」−人生を変える5つの特別講義−

ちなみに、出口さんは「オール・オア・ナッシング」という考え方だそうです。

出口さんは大学生の時、月に1度の1万円ほどの料理のためにそれ以外は学食で一番安い定食を食べ続けたそうです。

私はそこまでストイックにはできませんが、やはり優先順位をつけて我慢すべきものを決めないといけないと思いました。

なぜ使うことが大切なのでしょうか。

私は今と時間に自分のためにお金を使うことは、より良く生きることにつながるからです。

人生何があるかわかりません。老後のことを考えて投資を行うこともまた大切です。働く力が落ちてきた時にお金がないと絶望しかないです。

しかし、今お金を使わないと後悔することもあるというのもまた事実です。

出口さんは、人生を豊かにする3本柱として「人・本・旅」をあげています。私はこれにとても共感しました。

自分なりに表現すると、「好きな人と過ごす時間・自分を高めてくれる本・様々な価値観を得られる旅」になります。

この3つであれば、今お金を使うことに躊躇しないと思います。人生を豊かにする3つの使い方について自分の経験をお話します。

1「好きな人と過ごす時間」

これは、非常に優先順位が高いです。やはり家族と過ごす時間が大切です。その他にも、自分が素敵だなと感じている人と過ごす時間は貴重です。

これにかけるお金は、躊躇したらもったいないなと感じています。

しかし、同時にバランスも大切で、偏りすぎても貯蓄がなくなるのでしっかりと考えて使っていきたいです。

例えば、私の行きつけの店である「ねじまき雲」や「shawn & megu」などのお店で話す時間も非常に幸せです。

むしろ、店主と話すために行っているような気もします。

このつながりをこれからも大切にしていきたいです。

2「自分を高めてくれる本」

これもできるだけ惜しみなくお金を使っていきたいです。本の買い方にも一応こだわりがあります。

それは、紙の本と電子書籍で読む本を分けていることです。

ずっと所有していたいと思える本は本棚に並べ、仕事の本などかさばらずにすぐに見たい本は電子書籍にしています。

また、買う場所にもこだわりがあります。自分がほしいと思った本はAmazonですぐに買います。

しかし、それだけではなく本との偶然の出会いも大切にしたいので、書店にも行ってときめいた本を衝動買いしています。

意外にも、衝動買いした本がよかったということも結構あります。

本を読むことで、今まで知らなかったことを知り自分の人生に活かすことができています。本を読む時間、本で得たことを実践して見る時間は自分の中で価値のある時間です。

なので、できるだけ本に対するお金を惜しまずに使っていきたいと思います。

3「様々な価値観を得られる旅」

これも、自分にとって非常に大切です。旅を通して様々な価値観に触れてきました。最近だとインドに行ったことがそうです。

ほんとに色んな人がいるなあーと実感しました。これを感じると日常の些細なことなどどうでもよくなります。

正直、海外に行くときはそこまで贅沢しようとは思っていません。贅沢するのは老後にとっておこうかと。

できるだけ安宿に泊まり、現地の人と同じものを食べるということにこだわっています。

なので、飛行機代を含め10万ちょいでことたりました。ぼったくられなければもっと安くなりましたがそこは勉強代ということで笑

それ以外にも、10年ほど前にタイヤベトナムにバックパッカーで一人旅をしました。その経験が今につながっていると思います。

ベトナムの学生のハングリー精神は今の私を作っている要素になっています。

今は、コロナ禍でなかなか外出できませんが、今後やりたいこととして自転車で奥多摩周辺を旅してみたいと考えています。

せっかく、「ねじまき雲」さんで高価な折りたたみ自転車を購入したので、奥多摩輪行に活かしていきます!

近々行ったらブログで報告します!

以上が、「お金の教養」から学ぶ、お金を使う力の重要性になります。自分の経験を振り返って使うことの重要性を改めて考えることができたんじゃないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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