「伝わるプレゼン」ためのたった1つの方法

「スティーブ・ジョブズ・驚異のプレゼン」という本を昨日読みました。私は仕事柄プレゼンをする機会があり、どうすれば相手に伝わるプレゼンができるかが知りたくてこの本を読みました。

つい先日もパワーポイントを使って説明をしたのですが、もう少しこの本を早く読んでいればと後悔しました。まさに目から鱗でした。

今回は、この本を読んで「伝わるプレゼン」に必要なたった1つのことを見つけました。

結論から言うと、「絵や写真、単語のみのシンプルなスライドの作成」です。

なぜ、このような結論に至ったのかを3つの視点でまとめたいと思います。

1簡潔にすると、相手に伝わりやすい

今までは、パワーポイントのスライドに自分が重要だと思うことを箇条書きにしてプレゼンしていました。それでも、文章がたくさん書いてあるスライドに比べればよいだろうと思っていました。

しかし、ジョブズは違いました。ジョブズは、レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉を引用しています。

「洗練を突き詰めると簡潔になる」

また本書でも、箇条書きのデメリットについて述べていたので以下に引用します。

ジョブズのプレゼンテーションは、とてもシンプルで視覚的、そして、箇条書きがない。

大事な情報を伝える方法として箇条書きは効果が小さいことが、認知機能(脳の働く仕組み)に関する最新の研究によって確認されている。常識的なプレゼンテーションは聴衆をとらえる力がとても弱いというのが、神経科学の専門家たちの見解なのだ。

「スティーブ・ジョブズ・驚異のプレゼン」より

まずは箇条書きをやめ、自分自身で相手に何を伝えたいのかを突き詰めていく必要があります。

なぜなら、相手に伝えるものがわからない状態で、絵や単語だけのスライドを流してしまうと全く意味不明なモノになるからです。

まずは、相手目線で考えることが重要だそうです。プレゼンの資料を作る前にまずは紙と鉛筆を使って、ストーリーを書いてみるとよいそうです。

できれば、伝えたいことを短くまとめられるとそれが武器になります。キャッチコピーのようなものですね。例えば、ipodのキャッチコピーは、「ipod。1000曲をポケットに」というものです。

ipodの性能の説明を詳しくするよりも、こちらのほうがわかりやすくインパクトがあることが実感できたと思います。

このように、まずは相手に伝えたいことを突き詰めて考えて簡潔にすることが大切です。

2写真を効果的に使う

最近プレゼンしたスライドは、絵ももちろん入れていました。いらすとやなどの無料のコンテンツです。しかし、それだけではだめだなと思いました。

自分の伝えたいことがその絵を見ただけでわかるようなら良いと思います。しかし、中途半端な絵を引用することは誤解を生む可能性があります。

絵や写真を効果的に使うのであれば、その選択はかなり丁寧に行う必要があると考えます。例を2つ紹介します。

1つは私の例です。パワーポイントとは少し離れますが、このブログのアイキャッチ画像のことです。

アイキャッチ画像とは、ブログの記事のはじめに入れて読者の目を引くための画像のことです。このアイキャッチ画像によって、ブログを読まれるかが決まるといてもいいくらい重要なものだと考えています。

基本的にはフリーのサイトから画像を引用していますが、必要であれば自分で写真を撮って挿入します。

ブログのテーマに沿いつつ、たまに少し違ったアプローチの画像を入れるということをしています。

もう一つは、本書から引用します。

ジョブズがマックブック・エアを「世界で最も薄いノートパソコンだ」と紹介したとき、あるスライドは、少し大きな封筒の上にマックブック・エアが乗っている写真であった。それだけ。文字なし、テキストボックスなし、グラフなし。写真だけだ。これ以上パワフルな方法などあるだろうか。この写真を見るだけですべてがわかってしまう。

「スティーブ・ジョブズ・驚異のプレゼン」より

これが理想です。自分の伝えたいことを1枚の写真で表現する。これを常に意識してスライドを作っていこうと思いました。

3余白と禅の思想

ジョブズは禅宗を信仰していたようです。これは、日本の文化とも大きく関係しています。私は特に茶の湯のことを去年学んだので関連付けていきたいと思います。

「わびさび」という価値観を茶の湯で説明することが多いと思います。「わびさび」については以下に記事を書いたのでお読みください。

わびさびを読み解くための2つのポイント

「わびさび」にあるものは「余白」だと考えます。この点に関しては脱線してしまいそうなので、また別の記事に書きます笑

「余白」について書かれているところを引用します。

「ジョブズのスライドでは自制と簡素化、そして余白が上手に使われている」。ビジネス系の人間はスライドにぎっちり詰め込みすぎるからいけないと、レイノルズらトップクラスのデザイナーは口をそろえる。

「スライドでは、普通、視覚的な要素に注意が集中する。しかし、余白も大事だ……余白自体に問題ないーごちゃごちゃするのはデザインが悪いからだ。

余白は洗練、上質、明快につながる。

「スティーブ・ジョブズ・驚異のプレゼン」より

まず、余白がない文字だけのスライドは見ようとは思わないですよね。ただ、絵や画像がたくさんあるスライドはどうでしょうか。これも情報量が多すぎて辛いですよね。

なので、スライドは絵または写真一枚で聞き手に思考や想像の余白を作ることが大切なのではないかと考えます。

以上が、「伝わるプレゼン」ためのたった1つの方法になります。

次にプレゼンをする時は、「絵や写真、単語のみのシンプルなスライドの作成」を実践していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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