今日は、コーヒーについて書きます。私はコーヒーが好きです。
将来、喫茶店をやりたいと思うくらい好きです。
コーヒーの一番の魅力は、苦いけど甘いというところですね。
苦いという言葉は、ネガティブですよね。初めて食べる料理で苦い食べ物が出てきたら、少し警戒してしまうと思います。
しかし、コーヒーの苦さはむしろ気持ちが落ち着く苦さです。コーヒーの焙煎度合いや、豆の砕き方によって味は変化しますが、苦味はありますよね。
『珈琲の表現』という本では以下のことが書いてあります。
極端に言ってしまうと、珈琲屋として自分達が作っているのは「弱者への嗜好品」とさえ思っています。
『珈琲の表現』より
この本を読んでなるほどなと思いました。
この本を書いた蕪木祐介さんは、蕪木という喫茶店を営んでおります。美味しいコーヒーとチョコレートが待っています。ぜひ行ってみてください。
弱者、気持ちが弱っている時にこそ珈琲の苦味がちょうどいいのかなと思います。もちろん朝に気合を入れたい時に飲むのも良いかと思います。
また、苦味の後に甘味があるのも重要だと思います。苦味だけだと、突き放された様な気持ちになると思います。
それがいいという人もいると思いますが、やはり甘味の余韻があってこそ気持ちが落ち着き、活力の源になるかと。
苦味で気持ちに寄り添ってもらい、甘味で気持ちを落ち着かせてくれる。
これこそが、珈琲の魅力なんだと思います。
今日もコーヒーを飲んで、仕事に行ってきます!