子どもの問題行動への対応

問題行動とはなんでしょうか❓例えば、注意しても同じことを繰り返す、嘘をつく、話を無視するなどが挙げられます。

このような時、皆さんはどの様に対応しますか❓

もちろん、子どもの性格をしり、最善の対応を考えるとは思います。子育てや教育で大切なのは、子どもと向き合い理解することなので対応も様々だと思います。

ただ、私が様々な対応の中でも意識していることがあるので、今日はそのことを伝え皆さんの役に立てればと思います。

それは、「まずは、感情に共感し、その後問題行動について話して一緒に解決策を考える。」ということです。

なぜこれが大切なのか。理由は以下の2つです。

①子どもの気持ちに寄り添うことで、信頼関係を築くことができる。

①は問題行動を見つけた際に、一番初めに意識することです。

ここで、行動について厳しく怒ってしまうと、「やっぱり自分のことをわかってくれない」と子どもの心は離れてしまいます。

まずは、子どもの怒りや悲しみの感情に寄り添うために「どうしたの❓」と話を聞くことが必要です。

その後、子どもの話を聞いて理由がわかれば、気持ちに寄り添ってあげることが大切です。「この人はわかってくれる」という信頼関係を気づくきっかけになるからです。

子どもが、話せないと時はしばらくそばにいて寄り添うだけでも子どもは安心すると思います。

こういった関わりを重ねることで、「この人になら安心して話せる」という土台を作ることができます。

②一緒に解決策を話すことで、子どもが自分で解決策を選択できる。

感情に寄り添ったら、問題行動について話します。どうすれば良かったを振り返り、できれば子ども自身に解決策を考えさせます。

良い案が浮かべば、その案を意識して行動するように伝えます。

もし案が思い浮かばない時には、こちらで選択肢を与えます。その選択肢の中から子どもが自分で選ぶことによって、自分の意思で行動できるようなると思います。

ここで、こちら側が「〇〇しなさい!」と一方的に言ってしまうことはあまり良くないと考えます。なぜなら、自分で決めたことではないからやらされていると感じるからです。

大人でも、やらされていると感じたらやりたくなくなってきますよね。なので、自分で決めるということが大切になると思います。

以上のことから、感情に共感し、その後一緒に解決策を考えるということは、子供を信頼し、子どもに選択させるという点でとても大切なことだと考えます。

意識するだけでも、子どもの行動が変化すると思うので、参考にしていただけたら幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です