少し前の話になりますが、五味太郎さんと森岡書店の森岡さんのトークイベントに参加してきました。
森岡書店は以前コンテクストデザインという本で紹介しました。よろしければこちらもあわせてご覧ください。
『CONTEXT DESIGN』コンテクストデザインを読み解く3つの言葉
森岡さんのトークイベントは初めてでしたが、森岡さんの人柄がよく分かる素敵な進行でした。
五味さんははじめましてでしたが、とてもエネルギーがあって優しい人でした。今回は「もみのき そのみを かざりなさい」という絵本の1周年記念?のイベントでした。
私は、この本は初めてでしたが、娘が五味さんの「まどから おくりもの」という本がとても好きで毎日のように読んでいた時期があります。
この「もみのき そのみを かざりなさい」もとてもシンプルな本ですが、その分思考の余白があり、大人でも楽しめる本となっています。読むごとに解釈が変わる本かなと思います。
他に、出版社であるアノニマさんからおすすめされた本で「じょうぶな頭とかしこい体になるために」という本があります。この本はトークインベントのあとに読んだ本ですが、とてもおもしろかったです。
15年前に出版された本ですが、トークインベントで話していた内容がそのまま書いてあって考えがブレないなと少し感動しました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はトークイベントの内容から私が考えたことをつらつらと書いていきます。
まずは、自分を理解することが大切だということをおっしゃっていました。小学校で言うと3・4年生の時に自分がやりたいことや好きなことがわかってくるといいとのことでした。
今の学校では、「やらなくてはいけないこと」が多くあり、「やりたいこと」がなかなかできません。しかし、そのような中で、私はできる限りやりたいことを表現できるような場を設けいています。
テストのように点数が付けられない、全員が活躍できるような活動を入れることで自分の好きなことがぼんやりとでもわかると良いなと願っています。
また、今の先生は教えすぎであるとのことでした。確かに授業中では教師が話すことも多いし、注意することも多いんじゃないかと最近思うようになりました。
去年はコロナ対策で、手洗いがかなり徹底されていました。そのことに関しても五味さんは「人権侵害じゃないか。」とおっしゃっていました。確かによくよく考えてみると、教師が当たり前にやっていることが実は人権侵害であるのでは?ということが結構あるんじゃないかと最近考えています。
そのことに関してはまた別の記事で書きます。
五味さんの話は、本当に子供のことを大切に考えていて子供がもつ自由を保障していくべきだということが伝わりました。今後は五味さんの話を頭の片隅に入れて、職場でもこの話を伝えていきます。
今回は思ったことをだらだらと書きましたが、何かの参考になれば幸いです笑
最後までお読みいただきありがとうございました。