『困難な結婚』を読んで、結婚のコツを知った既婚者

今年で結婚して10年目になります。10年目になって「結婚生活はこれでいいのか❓」なんて何となく考えていたら、出会ってしまいました。運命の本に。

私は、本はAmazonで注文することが多く、自分が欲しているテーマの本を買います。しかし、本書は荻窪のtitleという素敵な本屋で何となく物色していると、本に呼び止められるような形で出会いました。

私の好きな作家さんの内田樹さんが結婚についての本を出しているとは知らなかったです。これだから、書店はいいですね。これからも定期的に行こうと決めました。

さて、本書ですが未婚者・既婚者問わずに楽しめる内容になっております。さらに、机上の空論のような理想ではなく、現実的な対応が書いてあり早速実践しています。

今回は、本書を読んで私が特に印象に残った3点について以下に書いていきます。参考になれば幸いです。

1結婚と好奇心

結婚というのは、「自分には理解も共感も絶した他者」と共に生活することです。「おのれの賢しらの及ばない境位」に対する敬意と好奇心がなければ、なかなか継続することのむずかしい試練です。

『困難な結婚』より

なるほどなと思いました。試練と思うのは、相手に対して失礼ではないかと思う方もいるのではないかと思います。でも、実際に結婚して長くなるとそう思います。むしろ、お互い試練と思うことこそが、相手を尊重することにつながるんじゃないでしょうか。

相手のことをもっと知りたいという好奇心が続くことこそが、結婚生活を継続するポイントになるのではないかと本書を読んで考えました。

2結婚だけじゃなく全てにおいて大切なこと「機嫌が良い」

で、結婚の話に戻りますけれど、理想の結婚生活って、要するにあれこれの条件がどう満たされたか満たされなかったのかは脇においても、要は配偶者同士が機嫌よく暮らしている生活のことですよね。だったら、「機嫌良い」という点だけ先取りすべきでしょう。そして、それは先取りできるんです。

『困難な結婚』より

これが全てだなと本気で思いました。理想を色々と語りたい気持ちはありますが、お互いに機嫌がいいということは先取りできると。

このことは、この本を読む前から大切なことだと思っていました。いかに相手の機嫌が悪くても、自分が機嫌良くいるかが結婚を続けるためには大切だと思います。これは実体験に基づいているので間違い無いかと笑

そのためには、自分の機嫌の取り方を考えることが大切です。私の場合は行きつけの喫茶店で店主と話したり、本を読んだりすると機嫌良くなります。

結婚しても、自分の趣味や好きなことを大切にすることが結婚生活を継続するために必要なことではないかと考えました。

3倦怠期と思った時には

自分自身の人生が楽しいと、倦怠期は起きても、それほど致命的なものにはなりません。「倦怠している」人たちというのは、ある種の自己倦怠を病んでいるからです。自分で自分自身のありようにうんざりしている。他者に対する好奇心は、自分に対する好奇心に相関する。これは指摘する人があまりいませんけれど、とてもたいせつなことです。

『困難な結婚』より

2つ目と重なる部分はありますが、大切なことだと考えます。倦怠期とは、自己倦怠になっている状態なんじゃないか。これはなるほどなと思いました。

自分に対する好奇心がなくならない限りは、倦怠期にはならないと解釈しました。このブログが続いていく限りは、離婚しないんじゃないかと思っております笑

結婚しても守りに入らず攻めの姿勢で色々なことに興味を持っていきたいなと思っています。

Twitterでも書きましたが、最近読んだ本で「短歌」に興味を持ったので今年は歌人として生きていきます笑

以上が、『困難な結婚』を読んで、結婚のコツを知った既婚者になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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